2013年12月26日木曜日

「馳せる」と 映画 「駅」 高倉健 

歳のせいか最近、ほんま涙腺が緩んできて
すぐ涙が滲む。

辛い話とか悲惨な話ではなく、ほんまに身近な光景でそれは起こる。

家の近くのお地蔵さんに、痛い膝を運んで何やら一心に願う老人の背中

歳いったら自分の願いなんて失くなって、家族や孫や連れ合いの為に祈る。
きっとそうや。

私は影からその人の、願いがどうか叶いますようにと真摯に願う。


高倉 健主演の映画で「駅」というのがあって、
北海道の寒い寒い波止場で、吹雪の中 年老いた母親が、仕事で遠くに行く息子に手を振るシーンがあって

寒いから帰れという息子の言葉を聞かずに 笑顔でずっと ずっと手を振り続ける

その母親の気持ち

それを観てる息子の気持ち


その人らの想いに心を馳せる・・・・・

もう・・・・あかん・・・・

その映画は もっと深くて、こんな説明では全然伝わらんのが情けないけど、

人が人の想いに心を馳せることの出来る映画やった。


「馳せる」

深い・・・・・・




たまには馳せってみ?(笑)

おしまい。