月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
松尾芭蕉 「奥の細道」より
今日は直と久しぶりに一緒に買い物やお見舞いに行って
なんかゆっくり話せたように思う。
幼稚園の運動会で入場して来た途端に私を見つけて大泣きしたことが、つい昨日のような気がするのに。
3歳児やった直がもう21歳で、15歳で私が入院して家を留守にして
高校入学と同時に一緒に暮らして・・・・
そんな月日がまるであっと言う間でふと、このタイトルの「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」が頭をよぎる。
そんな直が今日、「お母さん、俺 今 恋してんねん!」って。
「恋」なんて多分初めてちゃうんかな?直にとっては。
直はまるで小学生みたいにキラキラと輝く目で嬉しそうにその恋を語る。
で、私はなんか「あぁ もう これでやっと大人になるんやなぁ~~」って思う。
「大切にせなな!」
「うん!」
そっかぁ~そっかぁ~直が恋かぁ~~うふふ(笑)
「今年のクリスマスはきっと楽しくなるな!」
「それが・・・・もし、それまでに嫌われたらどうしようって。。。」と、自信が無い様子。
なんでそんなとこ私に似てんねんやろう。。。?
「でも、ゆっくり ほんまにゆっくり 時間かけて色んなとこちゃんと見て 大事にしてあげたらダイジョーブ!やで!」
「そうやったらいいのになぁ~~」
そうやったらいいのになぁ~~^^
恋って しようと思ってするんじゃなくて、気づいたら落ちるもん。
すごく嬉しい時 綺麗な景色を見た時逢いたいって思うのが良い恋やと思う。
辛い時に助けてもらうとか、寂しいからとかじゃなくて
その人の為に強くなりたいって頑張りたいって思う相手であって欲しいな。
私は欲どうしいから神様に願う。
直が良い恋愛をしてあったかい家庭が持てますように・・・・
直が健康で笑顔でいれますように・・・・
そしてこんな時だけ神様の存在を信じる・・・・
アーメン♪