2012年10月9日火曜日

あの深海で

なんか、なんぼ喋っても 喋れば喋るほど遠く感じることがある。

こっちの頭が悪いからか、もしかしたら人間には種類があって
絶対混ざらん水と油のような関係ってのがあるんかも。

ほんで、実はそういう人の方が多かったりもする。

私に何かを感じてくれてるんやろうけど、だから時間を取って会いに来てくれはんねやろうけど、
私は何を求められてて どんな事を言ってあげたらいいのか
話せば話すほど解らんようになって

感覚で言えばなんやろ?
宇宙人と交信してるような 何か助けを求められてるような
それでいて一生懸命考えて出した答えは的外れ・・・みたいな

こういう時私の頭の中はエンストする・・・

で、何故かこっちが傷つく・・・・

こっちの砂の山をあっちに運んで、終わったらまた今度は出来た山を崩して
また反対側に運ぶのが永遠にさせるのがどこかの一番重い刑罰やって
聴いたことあるけどそんな「虚しさ」が後で残る。

「夢」もない「やりたい事も」「欲しいもの」もないと言い
けど、何かが足りんと感じて内心焦ってるみたいで。

ではこれは?じゃぁこうすれば?と答えを差し出すと
出したとたんに拒否する理由を色々と出され

・・・・なんだかよく解らないまま話は尽きて。

きっとどんな答えを出しても解決せえへんねやろうな・・・

「悩み」があるんじゃなくて「悩み」を作りたいんかな・・・・

私は結構強くなってきたつもりやけど、
それでも、今でもやっぱりまだまだ脆いから
悲惨なニュースや暴力や血生臭い映画や悲しい現実はよう観やん。

そんなもんあるんかどうか解らん「希望の光」をただ信じて
ただ祈りながら毎日をかろうじて送ってる。

そんな吹けば倒れるような私に何を求めてんのかなぁ?

勿論、こんな私で何か用に立つならそれはそれで結構なことやけど、
ほんまは自分自身が一番必要としてた人を喪って、今 立ってる事がキセキな位で。

ふと、 ほんなら私は? 私がもたれる所は?って
つい、星を眺めるしかない。

答えてくれへん人に向かって話しかけるしかないやんか?
なあ?

けど、今もし誰かにもたれたら最後、もう自分の足で立たれへんような気がするから
やっぱりそこは何もなかったような顔をして澄まして鼻歌歌う。

それにしてもキミは(ついキミに問いかける癖がついたけど)
やっぱりスゴイヤツやったなぁ。。。

今でも 何年経っても キミがおったというその「存在」が大きすぎて
涙は枯れ果ててもこんなに胸がキリキリ痛いもん。

もっかいあの深海でキミと話したいなぁ。。。。。。

どんな状況でも笑ってくだらん話を
キリのないくだらん話を

もっかい・・・・・・・

あの深海で