2012年5月10日木曜日

天国からの手紙

四年前に亡くなった私の大好きな祖母からの手紙が出て来た 


私はこの祖母が大好きで 
それは それは大好きで 

今でも悲しい時はいつも心の中で呼んでしまう。 

「おばあちゃーん!」「おばあちゃーん!」

中学三年の時事情があって 祖母と暮らした 

その生活は破天荒で 
自由で 愛に充ち満ちていて 

私はとても 幸せだった。

食事は私が作り 
好きな時間に二人で食べ
眠くなったら一つの布団で 
髪を撫でてもらい 
足を重ねて 温めてもらい 

まるで猫のような生活だった。 

そこには規則も秩序も何も無くて 
楽しくて 楽しくて 

毎日 毎日寝る前に神様に祈った
「おばあちゃんがずっと長生き出来ますように」
「おばあちゃんがずっと愛してくれますように」

やがて二人の時間が終わり 
それから手紙のやり取りをして 
いつ会いに行っても 大歓迎してくれた

そんな素敵なおばあちゃんからの手紙 

何も持たずに家を出たので 気にはしながら 探せ無かった手紙 


見覚えのある おばあちゃんの字 

何年振りに会えるのか
今日は手紙は読まないで

夢の中で会う事にしよう 

美香子は元気です。