今日家族で団欒していると、机の上にクリップ付きの鈴が・・
私「なぁ、この鈴誰のん?なんで鈴にクリップ付いてるん?」
父「それ、オレの。自転車につけるねん。」
私「なんの為に???」
父「自転車で走ってる時 前に人が居てはって、どいて欲しい時にベル鳴らすんは気が引けるやろ?でも鈴が鳴ったら 振り返るやろ?そしたら嫌な気持ちせんと通れるやん。」
私「かっちゃんじいじ賢いなぁーーーーー!!!!!???」
みんな一斉に父が自転車の鈴を鳴らして走ってる姿を想像して噴出してしまった。
何故なら父は若い頃かなり強面の人で喧嘩ばっかりで、近所でも怖いというイメージっだったから。
こんな小心者というのは家族しか知らない。
私達(妹2人と私3人姉妹)はこんな父が大好き
だから3人共 理想の男性は父親
かなりのファーザーコンプレックスだ。
小さい時父に私はこう質問した。
「お父ちゃん もし海に美香子とお母ちゃんとが溺れてて
どっちか一人しか助けられへんかったら どっちを助ける?」
父は間髪入れずにこう言った。
「もちろん やっちゃんや!」←(父は母をこう呼ぶ)
私は驚いて
「なんで???美香子じゃないの???!!!」
そう聞く私に父は平然とこう言った。
「子供はまた作れる。でも、やっちゃんはこの世でたった一人やから。」
・・・・・子供心に妙に納得して、そして こう思った。
(この人・・・変や・・・でも、最高や!
こんな人と結婚したい!!!)
その時たまたま叔父が居て(←かなちゃんのお父さんランボーと呼んでいます。)
「かっちゃん!変や!!ワシは絶対子供を助ける!!嫁なんか他人や!子供はワシの血が入ってる!ワシは絶対子供が大事や!!」と、抗議したら、またまた父は動じる事なく
「血が繋がってないからこそ、嫁を助けるねん。」
これにはランボーも絶句。
そんな父ですうちの父。
未だに父以上の男性を見つける事が出来ないんですが、
「そりゃ居ないわな」 と思う今日この頃でした(笑)