介護の仕事をしている私は 実の所、自分が介護されなきゃいけない位に記憶を司る「海馬」がヤられてる。
だから普通の人が1回ですることを、絶対見直しの見直しで3倍の時間がかかる。
大丈夫か?(ダイジョーブ)
最近、そんな私を見かねてか、私が歩いた後を全部回って
私が忘れてきたものや、落としたものを回収して持って来てくれる女の子がいる。
「上村さん このリップ落ちてましたけど、上村さんのじゃないですか? それからこのペン 2階のYさんところにありましたが、忘れませんでしたか?」っていう風に。
そして概ね それは私のものに間違いない。
始めはどうしてそれが私のだと(名前書いてないのに)思ったのか不思議だったけど、
よく考えたら私以外にそんな重症の(笑)ヘルパーは居ないのだ。。
それにしてもいつも私の傍には彼女の姿が。
意識して気を付けていたら、彼女は私の仕事ぶりを観察してるのに気付いた。
難しいケースは目を皿のようにして。
私が話す言葉や声のトーンを耳をダンボにして。 間とかそういう個別の対応を。
そしてそれを確実に覚えていき、次からちゃんと自分のものにしている。
彼女は口数少なく寡黙な人だけど、仕事に関しては「プロ意識」が十分にある人なんだなと感心した。
若くてもこういう「姿勢」の人が好き。
まぁ、一つだけ言わせてもらうと・・・・・・・・・・・・・・・・・
お手本にするのは私じゃない方が・・・・・・・・・・・・・・・・・・(笑)
誰か彼女にご褒美を!と密かに願う。
写真は此花区千鳥橋駅交差点を渡ってすぐ左にある喫茶店「ドール」の窓際にて。